不安症とは 強迫神経症・心身症の根源
こんにちは、にあです。
最近ファクトフルネスという本を読んでいて興味深い内容が満載だった。
例えば、原発事故の話です。チェルノブイリや東日本大震災での福島原発事故ですが、被曝して亡くなられた明確な方はほとんどいないという話です。
東日本大震災では、避難地での生活のストレスで亡くなった高齢者の方が圧倒的に多いともありました。
私もそうですが、人間には、元々不安を常に出し続ける人があるのだと思います。
体質なんだと思いますが、元々人間は、数百年前まで簡単には生きていけませんでした。例えば日本で言えばマムシなどの毒ヘビや熊は、とても危険な生き物で、年に何人か被害にあって無くなっていました。また、衛生面的にも悪い環境だったため、感染症にかかったりして突然多くの命が無くなることもありました。
こういったことをできるだけ避けるようにできたのがおそらくこの不安という感情なんだと思います。
現に今でも、長い物を見るとドキッとするときありますよね。
今時ヘビなんて一年に1回も見ることが無いのに、それをヘビだと勘違いしてしまう。
これらの昔から培われてきた不安センサーが働き、不安な感情に理由付けしてしまうのです。
それでも処理しきれない不安を抱くと、心身症になったり、強迫神経症になってしまうというのが、私の思うところです。
では、処理しきれないとはどういうことなのかを考えてみます。
不安があるということは、何か目標があり、それが達成できるか微妙な時や、その事態を避けたいがために出る感情ですが、これに対して最大限の努力をすると、不安はかなり弱まります。また、これでだめならというあきらめも出てきます。
しかし、まだ頑張る余地が明らかにある場合には、本人の意識で完全に理解しているため不安が継続します。
結局のところ、心身症や強迫神経症になった人は、自己向上欲求が強く出ているのに、行動には移せていないからではないかというのが私の結論です。
現代社会はただ生きていくだけなら、とても簡単なのに、私のように不安が強い人間は常に全力で生きて行かないと、不安に飲み込まれるので、生きるのにも精一杯ですね。
私のこの強い不安はデメリットかというとそうではないので、不安症なひとったちにもそのことを伝えたい。
もっと努力をするための脳からのメッセージだと理解出来たら、人生が素晴らしい方へ動いていくのです。
ビル・ゲイツ大絶賛の名著です。
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